「ここはだれの場所?」今年印象的だった展覧会
『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』展
今年も残り少なくなり、この一年間を思い返していたら、夏にこの展覧会にいったことを思い出しました。
『地球はだれのもの?』ヨーガン レール
会場に入るなり部屋の床を埋め尽くす鮮やかさな作品に圧倒されますが、これは海を漂流し砂浜に打ち上げられたゴミでした。
生活用品の樹脂の色って改めて見るとどきついのですが、人間は鮮やかな色にひかれるんですよね。
サンダルの展示は見ていて心地いいほどでした。(物がきっちりと並べられている状態が好きなんですよね)
『美術館はだれのもの』はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ)
中学生までしか入れないびじゅつかん。外観だけでも写真撮っておけばよかったな。(撮れたんだっけ。)
自分が入れないということが納得いかない、中学生だったらよかったのに!と悔しい気持ちになる、めずらしい感覚でした。
『社会はだれのもの?』会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)
撤去・改変要請の騒動があり話題になったからだろう、『檄文』の前にはひとだかりができていました。要請が撤回されたことにはほっとしました。
書かれた文をすべて読んで、見に来れてよかった…と、思いました。自分も子どもの頃、この文と似たような不満を持っていたからかな?
そのほか政治っぽい雰囲気の映像作品は何を言っているのかよくわからない印象でしたが、
わからないけれど何を言いたいのか気になってしょうがない夢を見ているような感じ。
『私の場所はだれのもの?』アルフレド&イザベル・アキリザン
小さな小人の家のような、それぞれの家に人が作った暖かさを感じる。不思議な空間でした。
美術館の地元の小学生たちとのワークショップによって制作したそうですが、私が小学生だったらぜったい参加したい。
カフェインゼロ。
『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』
東京都現代美術館 企画展示
ヨーガン レール
はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ)
会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)
アルフレド&イザベル・アキリザン
展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/whoseplaceisithis.html
会田誠・会田家の作品撤去・改変騒動から考える、美術館と子どもの問題 - アート・デザインレビュー : CINRA.NET
http://www.cinra.net/review/20150805-aidamakoto
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