柴田淳ベストアルバム『しばづくし』を聴く
新年のご挨拶
2016年、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
先月行ったライブの感想もいつかここにアップできるようにぼちぼちまとめつつ(いつか、ね……)
この年末年始に帰省して、新しい音楽を聴く余裕もでき、気になっていたCD何枚かをようやく聞くことができました。
『しばづくし』を聴く
All Time Request BEST ~しばづくし~ 通常盤(2CD)
- アーティスト: 柴田淳
- 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
- 発売日: 2015/11/25
- メディア: CD
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さらに、デビュー当時からのファンの方には特に嬉しい、インディーズ時代の楽曲も収録されているので、しばじゅんファン必聴の1枚ではないかと思います。ボリューミーな2枚組全29曲ベストアルバムです。
しばじゅんのライブには一度行ったことがあるのですが、5年くらい前かなぁ、、生歌は彼女の楽曲の儚い世界観がより深みを帯びて響いてくるので、切なくなりました。
一方MCではサバサバとしたトークで素敵なお姉さまという感じ。しばじゅんはライブをやることについてはあまり積極的ではないみたいだった(今はどうなんだろう…?)のですが、
機会あればまたライブに行ってみたいなーと思っております。
アルバムの話に戻りまして、この『しばづくし』、ケミファンのみなさまも必聴となっています。
しばじゅんがケミに詞を提供した「月夜」のセルフカバーが収録されているのです。(ケミの2ndアルバム『Second to None』に収録)
- アーティスト: CHEMISTRY
- 出版社/メーカー: DefSTAR RECORDS
- 発売日: 2003/01/08
- メディア: CD
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しばじゅんバージョンの「月夜」を聴いてみると、やっぱりしばじゅんワールドだなぁと感じることと思います。
また、男性が歌うのと女性が歌うのとでは、思い起こされるシーンや歌から伝わってくる想いも違うもので、別の曲のようにも聞こえました。
ケミの楽曲にもしばじゅんの楽曲にも、月がキーワードとして出てくるものがいくつもあるので、今後何かコラボとかあったらいいのになーと勝手に想像しているんですが。
ケミがいつの日か活動休止期間を終えたならば、の話ですが。
ところで、『しばづくし』にはセルフカバーとしてもう一曲、中島美嘉さんに提供している「声」も収録されています。これもいい…いいんです…
しばじゅんの歌をまだ聴いたことのない方にも、これまでのシングル・アルバムの名曲が目白押しの『しばづくし』はおすすめです。
これから『しばづくし』をじーっくりと聞き込んでいこうと思います。普段から、しばじゅんしばじゅん呼ばせてもらっていますが、改めて柴田淳さん、デビュー15周年おめでとうございます。
「ここはだれの場所?」今年印象的だった展覧会
『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』展
今年も残り少なくなり、この一年間を思い返していたら、夏にこの展覧会にいったことを思い出しました。
『地球はだれのもの?』ヨーガン レール
会場に入るなり部屋の床を埋め尽くす鮮やかさな作品に圧倒されますが、これは海を漂流し砂浜に打ち上げられたゴミでした。
生活用品の樹脂の色って改めて見るとどきついのですが、人間は鮮やかな色にひかれるんですよね。
サンダルの展示は見ていて心地いいほどでした。(物がきっちりと並べられている状態が好きなんですよね)
『美術館はだれのもの』はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ)
中学生までしか入れないびじゅつかん。外観だけでも写真撮っておけばよかったな。(撮れたんだっけ。)
自分が入れないということが納得いかない、中学生だったらよかったのに!と悔しい気持ちになる、めずらしい感覚でした。
『社会はだれのもの?』会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)
撤去・改変要請の騒動があり話題になったからだろう、『檄文』の前にはひとだかりができていました。要請が撤回されたことにはほっとしました。
書かれた文をすべて読んで、見に来れてよかった…と、思いました。自分も子どもの頃、この文と似たような不満を持っていたからかな?
そのほか政治っぽい雰囲気の映像作品は何を言っているのかよくわからない印象でしたが、
わからないけれど何を言いたいのか気になってしょうがない夢を見ているような感じ。
『私の場所はだれのもの?』アルフレド&イザベル・アキリザン
小さな小人の家のような、それぞれの家に人が作った暖かさを感じる。不思議な空間でした。
美術館の地元の小学生たちとのワークショップによって制作したそうですが、私が小学生だったらぜったい参加したい。
カフェインゼロ。
『おとなもこどもも考える ここはだれの場所?』
東京都現代美術館 企画展示
ヨーガン レール
はじまるよ、びじゅつかん(おかざき乾じろ)
会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)
アルフレド&イザベル・アキリザン
展覧会|東京都現代美術館|MUSEUM OF CONTEMPORARY ART TOKYO
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/whoseplaceisithis.html
会田誠・会田家の作品撤去・改変騒動から考える、美術館と子どもの問題 - アート・デザインレビュー : CINRA.NET
http://www.cinra.net/review/20150805-aidamakoto
- 作者: ヨーガンレール,小池一子
- 出版社/メーカー: HeHe
- 発売日: 2015/07/18
- メディア: ペーパーバック
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この4年間で変わったこと… | はてなブログ4周年
はてなブログ4周年おめでとうございます。
4年前の私は大学4年生でした。
4年前
その秋といえば卒業後の進路が決まっていませんでした。
のんびりとしたひとたちが集まった学科でしたので、周りも進路が決まっていないか、決まっていたけれど公言していなかったひともいて、大学4年の秋だというのに学生から内定報告がまったく来ないことで大学の就職課がお怒りだという教授の話をぼんやりときいていたのを覚えています。
私はというと、大学3年の冬休みには大規模な合同説明会に参加し、春には企業説明会へ行ったり、初夏には教育実習へ行ったり、学内の就職ガイダンスを受けたりと散漫ではありながらも卒業後へ向けての準備を進めていました。しかし企業への就職も、先生としての就職も、一旦はそれに本腰入れて飛び込んでみようかという思いにはなるのですが、入ったあとのビジョンをイメージしていくとどうももやもやとした気持ちが残り、進路を決めかねずにいました。
学生時代が終わるときというのは、誰しも大きな変化を感じるものではないでしょうか。
このとき決めた進路があとあと振り返ったとき、たとえ良いものでも深く後悔するものだとしても、
自分にとって大きなターニングポイントになってしまう、そのあとでは取り返せないような恐れる気持ちがあったのです。
というのも、子どもの頃から常に、いつか大好きな絵に関する勉強がしたいという思いがあったからです。
私にはその方向へ進むのが、このタイミングしかないと思いました。
4年前と変わったこと
結局、大学卒業後は2年制の専門学校へ進み、去年卒業し、今年社会人2年目を過ごしています。
4年前、大学在学中には知らなかった業界・職種で働いています。
この4年間で変わったことといえばほんとうにたくさんありました。
多くのひとと出会い、別れもありました。( いろんなかたちの )
関西の実家を離れ上京しましたし、1度転職を経験しました。
クリエイティブ職では転職回数はさほど気にしなくていいともききましたが、実状は如何に。それは私が後々体験していくことになるのでしょう。 ( おそろしい… )
この記事を書くにあたり、大学時代の日記を読み返したりもしましたが、当時はほんとうに何も分かっちゃいなかったなあと思い返していました。
仕事上の技術や作法は、仕事をやっていくうちに身に付けていくものなので、心配をし過ぎた部分もありました。始める前はあれを気をつけ、あれを読んどけという情報を仕入れ準備万端でいようと身体に力を入れてしまうものですけれど、過剰に頑張る必要はないのでした。どうしたって、自分を直さないといけない場面が来るのだから、それはそのときにすれば十分でした。
好きなことを仕事にできてよかったね、と周りから言われることもありますが、絵を描く仕事かといえば厳密にはそうではありませんし、自分が10代からパソコンをよく使用してデジタル操作に慣れ親しんでいたということや、几帳面であろうという性格などが、偶然この仕事で求められる特性のいくつかと相性が良かったのではないかと思います。これも社会人になってから気づいたことでした。
それぞれの転機で次の場所へ後押ししてくれた学校や仕事関係の方々にはたくさん支えていただいたというか、お世話になりっぱなしでした。私は人間関係に恵まれていたなあと、それは感謝をしつづけていくことだなあと思います。学生を卒業して、より大きく実感することのひとつです。また、それぞれの転機の決断のときにほとんど必ずといっていいほど反対してくれた両親、私が突拍子もないことを言い出す度に反論してくれたこと、社会の厳しさを説いてくれたことに感謝しています。私にとって両親は、すぐれた常識と良識をもったひとです。
自分のなかでは、だいたい2年ごとに変化のターンが訪れている気がするので、これからも日々変わっていくことを先入観持たず、できれば抵抗せずに受け入れていくしかないのだろうと思います。
実務の経験年数としては浅いのですが、年齢が徐々に30に近づいてきているので、社会のなかでの自分の立場も変化していくのだろうと予想します。
4年前と変わらないこと
変わらないことを拾い出すのは案外難しくて、たくさんあるはずなのに考えはまとまらず。
ただ、今はときどき後ろを振り返りつつも進んでいくしかないんだろうなーという予感のようなものは4年前と変わっていないです。
つづけることがあまり得意ではないので、それが難なくできたら一番よいのですが。
何ごとも、つづける強さがいる。
最後に、改めてはてなブログ4周年おめでとうございます。
はてなブログを始めたのはつい最近ですが、はてなユーザーさんの記事を毎日愛読してきました。
これからも、はてなブログで。
以上、お題「4年間で変わったこと、変わらないこと」でした。
わたしが愛用しているボールペン2種
文具はシンプルに揃えたい
はてなブログ今週のお題「愛用しているもの」。
マイ水筒とかポーチとか手帳とかどんどんかばんにつめてしまい、重いかばんによる肩の凝りに悩まされていました。
そこでまず微々たる量ではありますが、ペンケースの中の文具から厳選し、必要最低限しか持たなくしていきました。シンプルイズベスト。
これにあとスティックのりと定規を入れています。
その1 三菱鉛筆 ジェットストリーム
このボールペンの書きやすさは群を抜いていると思います。
学生時代には授業でも、書類や手紙を書くのも、カフェのアルバイトをしていた時にはオーダーを取るときも使っていました。
何本か持っていましたが、胸ポケットに差して使っていたらクリップ部分が割れてだめになってしまいました。写真のペンもクリップが取れましたがまだ現役です。
ジェットストリームには、ボールペンにありがちな引っかかりやカスレがなく、滑らかでストレスフリーな書き心地。
走り書きしても引っかからないし、丁寧に細かい文字を書きたい場合もきれいに書くことができます。
ジェットストリームの存在を知らないひとに勧めると、その書きやすさにとても驚かれます。
三菱鉛筆 3色ボールペン ジェットストリームF 0.5 SXE360105.24 ルミナスブラック
- 出版社/メーカー: 三菱鉛筆
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ジェットストリームとの出会いは、ほぼ日手帳を購入した際に公式サイト購入の特典として手に入れてからでした。
ジェットストリームとほぼ日手帳との相性は素晴らしいです。しかしほぼ日手帳の紙がとても薄いため、下敷きを敷いて書かないとボコボコになってしまうのが難点ではあります。
余談ですが手帳の方は、大学生の間はほぼ日手帳を使っていましたが、その後手帳に書いてまとめる時間が減ってしまい、別のウィークリー手帳やiPhoneのアプリを使うようになっていました。
2016年は、久々にほぼ日手帳に戻り、初めて、薄くて持ち運びやすそうなほぼ日手帳weeksを使うことにしました。
なぜなら、このクジラ柄がかわいいから! 来年が少し待ち遠しくなりました。忘れず、weeks用の下敷きも購入しました。
weeksとセットで使いたくて購入したのが写真のカバーなんですけど、ミッドナイト、なかなかかわいく、シックなやつです。綿素材で濃色なので使用している間に色落ちしないかが心配ですが。気に入っています。
ペン話からはそれてしまいましたが、もう1種。
その2 無印良品のこすって消せるボールペン
去年から使い始めたのがこの「こすって消せるボールペン」(無印良品の公式サイトを確認したらこれが正式名称っぽい)でして、
ごりごりするような感覚が意外とはまるペン。キャップ頭のラバー部分でこすれば楽々きれいに消していけます。きれいに消すには、筆圧をかけないことがポイントです。
これ一本で、文字からラフからイラストまでイケる、ナイスなペンです。
無印良品 【まとめ買い】こすって消せるボールペン 黒・0.5mm・5本セット
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フリクションも人気ですが、このペンの方がインクの感じが好きです。
あまりに便利なので、最近はシャーペンを使わなくなってしまいました。
ただし、熱だけは要注意。コピー用紙に書いてから裏側に印刷しようとして複合機に通したら、書いたものが全部消えました。
以上、愛用しているボールペンのお話でした。
成人してから、ボールペンはほとんど黒しか使わなくなりました。
授業ノートを色ペンを使ってカラフルにまとめているひとがいたけれど、その器用さが羨ましかったなー。
4thシングル「かまわない」リリースイベントに行ってきたよ
10月17日(土)、舞浜にあるイクスピアリで行われた、川畑要4thシングル「かまわない」リリースイベントに行ってきました。
朝から雨で、これはカッパ着てライブかな、大丈夫かなーとやや心配していましたが、気付いたら晴れていました。イベントの日にわりとよくあることなので、彼は自他ともに認める晴れ男なのだというのも頷けます。
イクスピアリ ハロウィンライブということで、会場の広場中央のステージ上にはカボチャやなんやらハロウィンが飾り付けられていました。
ディズニーランドそばの商業施設だから周りもディズニーづくしで、とてもファンシーな夢と魔法の王国を感じる場所…でしたが、ここでそんなの「かまわない」雰囲気のライブがはじまるとは思いもしませんでした。
「かまわない」
玉置浩二氏が楽曲提供した表題曲。
この新曲を初めて聴いたのが、例のPVを初めて見たときでした。映像をガン見するあまり、歌が聞こえてこないという事態になったファンも多いかと思いますが。
PVでは、彼が次々と登場する女性とキスをする。本人も先日のUst「川畑要の無一文(仮)」で語っていましたが、普通この手の(なんやかんや絡みのある)PVは俳優さんが演じるものだが、まさかの本人が、俳優としてもときどき活動しているとしても本人が演じるとは・・・ね!?衝撃でした。
コラージュされていくように、めくるめく様々な恋愛模様(と、キス)が映し出される様は、なんだか見ていて楽しいような気もするし、細切れのシーンからは一時を繋いだだけの歪な関係も思い起こさせます。
曲は刹那的な恋愛を描いていて切ないです。
「ワインレッドの心」
彼が小学生の頃に人前で初めて歌った曲だというのは、今まで何度もきいてきたこともあり、ファンとしても思い入れが深いです。
デビュー間もない頃にライブツアーでカバーを披露していましたが、20代のあどけなさのあった頃とは声質も変わっていて、今は大人の余裕を感じました。
ずっと再びカバーされることを願ってきたので大変嬉しいです。
さて、この曲をカバーすることで、彼は自身の原点のなかの原点というかゼロ地点に今一度立ったわけですが、
これからまたどの方向へ向かって歩き出すのか、非常に気になるところではあります。
「Shere My Universe」
それまでのしっとりした雰囲気から一転、陽気なダンスナンバーが3曲目。
ファンの間では通称「シェアマイ」としてライブですっかりお馴染みの曲になっている(らしい)。待望のCD化でした。
なぜかこの曲を聴いていると、学生時代の愉快な友人たちを思い出すので、私にとっては思い入れの深い曲です。
セットリスト
1.かまわない
2.ワインレッドの心
3.Shere My Universe
私が参加したのは第一部で、第二部ではセットリストの内容も変わったようです。
ライブのあとには、会場でのCD購入限定イベントのサイン会。
私はこの日までCDを入手できていなかったので初回限定盤を購入しました。
リリースイベントには何度も行っているが、サイン会にしても握手会にしても、並んで順番を待っている間の楽しみといえば、前のひとたちがにこやかに会話したり、ときにはド緊張しながら対面していたりするところをニヤニヤしながら見られるところではないでしょうか。やはりこの同じひとを好きだというひとがこれだけいるのか!としみじみ実感させてくれます。
で、サイン会ってサインをしてもらっている間に何を話し掛ければいいのかといつも悩むものでして、今回も「今日のライブすごくよかったです」とか月並なことしか言えなかったので、どうしてもっと面白いこと聞けんのだと後悔したりするのですが、かなめっちに「ありがと〜」としっかり目を合わせて声を掛けてもらえるとですね、もうね、ありがとうしか言えなくなりますね。
- アーティスト: 川畑要
- 出版社/メーカー: SMAR
- 発売日: 2015/10/14
- メディア: CD
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ちなみに私の次回のライブ参戦は、12月のJ-WAVE LIVE WINTERになる予感。